挨 拶
  特定非営利活動法人つばさ 理事長 竹光 道治

 特定非営利活動法人(NPO)つばさは、柳井地区精神保健家族会つばさを母体として平成18年8月に設立され、平成19年4月に就労継続支援B型事業所、平成23年12月に就労移行支援事業所、平成27年1月に就労継続支援A型事業を運営する多機能型事業所です。併せて、山口県からの委託事業として、平成27年4月には、生活困窮者自立支援法による就労準備支援事業を開始しています。


 私たちは、利用者がその能力及び適性に応じて、十分な収入を得て、自立した日常生活または社会生活を営み、一般市民と共に生きていけるよう支援していきたいと考えています。

 人間には誰しも必ず能力があると信じています。そのため、できないことを指摘するのではなく、できることを見つけて支援していかなければなりません。私たちは、利用者の気持ちに寄り添いながら、利用者がその能力及び適性に応じて、利用者のできることを見つけて支援できるよう頑張っています。


 近年は、人口減少、高齢化の進行、精神疾患者の増加など、日本の将来を憂うべきことが顕在化しつつあります。NPO法人にできることは限られていますが、役職員一同、心と力を合わせて地域社会に貢献していく所存でございます。


 引き続き、皆様方のご指導、ご鞭撻、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。


NPO法人つばさ 基本理念
  私たちは、利用者の気持ちに寄り添い、利用者本位の最良の福祉的支援を提供します。
経営方針
1. 「チームつばさ」として5つの施設が恊働、連携できるよう組織力を強化します。

2. 障がいにより地域での生活に問題を抱える利用者の理解促進に取り組みます。

3. 基本的人権を有する個人としての尊厳にふさわしい日常生活または社会生活を営むことができるよう支援します。

4. 労働市場で不利な立場にある社会的弱者の方々の自立を支援し、地域社会に貢献します。

5. 時代の一歩先をとらえ、自らの変革を求め、常に挑戦する人材を育てます。

行動指針
1. 利用者が今日は楽しかった、明日も来ようという職場を作ります。

2. 失ったものではなく、残された能力を見出し、それを成長させる支援をします。そして就労移行は毎年数名が自立していくことを目標とします。

3. 利用者の困難を自らの問題としてとらえ、心のバリアを取り除き、その社会参加に積極的に協力します。

4. 行政等関係機関との連携を密にするとともに利用者が楽しく通所できる施設とします。

5. 行政等関係機関及び法人等から印刷、清掃、その他各種作業の受注及び民芸品などの製造、農水産物の加工、その他新規事業などを通して利用者の工賃アップを推進します。

6. 研修への積極的参加及び自己啓発に意欲的に取り組み、お互いの知識やノウハウを共有し、レベルアップを図ります。

7. 変化を先取りし、自らを磨き、高い目標と情熱を持ち、新規事業にも果敢に挑戦し、進化し続けます。

8. 組織の一員として、お互いの立場を尊重し、報告・連絡・相談を励行します。

9. 他組織とのネットワークを構築し、交流を促進します。

10.  NPO法人つばさは、「新しい公共」であるとの自覚を持ち、地域社会に貢献して社会的ステータスの向上に努めます。